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車にUVカットフィルムは意味ない?効果なしの噂は本当か検証
2022年11月28日
「車に貼るUVカットフィルム、本当は意味がないって聞いたけどどうなの?」「車の中にはUVカットフィルムの意味がないものがあると聞いたけど、本当なのか」このような疑問を抱える方は必見です。
この記事ではUVカットフィルムの性能について詳しく解説します。
UVカットフィルムを貼っても意味がない車の紹介や、フィルムを貼るメリットを記事内では取りあげました。
記事を読めばあなたの車にUVカットフィルムが必要かわかるので、ぜひご覧ください。
UVカットフィルムを貼っても意味ないのは誤情報!その理由を解説
車の窓に貼り付けるUVカットフィルムは紫外線をカットします。
しかし、紫外線は目に見えないため効果を感じづらく、「UVカットフィルムを貼っても意味がないのでは?」と、いわれる場合もあるのです。
結論からいうと「UVカットフィルムを貼る意味はあります」といえるでしょう。
その理由について、以下2点が挙げられます。
1.ガラスの紫外線カット率は車種で異なるから
2.窓により紫外線の透過度は違うから
どの種類のガラスを装備しているかは車種により異なります。
また、フロントガラス・サイドガラス・リアウィンドウで異なるUVガラスを搭載している車も多くあります。
1.ガラスの紫外線カット率は車種で違うから
ガラスの紫外線カット率は車種によって異なります。
ご自身の車がUVカットガラス装備車であれば高い紫外線カット効果が見込めますが、クリアガラスの場合はUVカットガラス装備車と比べると効果はかなり低いか、もしくは効果がない場合もあります。
より紫外線をカットしたいと、UVカットフィルムの貼り付けを検討されている方もいるでしょう。
ご自身の車が、すでにUVカットガラス搭載の場合には、追加でUVカットフィルムを貼っても効果を感じにくいケースがあります。
UVカットフィルムの貼り付け前にご自身の車種がUVカットガラス搭載か否か確認しましょう。
2.窓により紫外線の透過度は違うから
国産車に使われている車のガラスの種類には以下があります。
クリアガラス | ほぼ紫外線カットなし |
UVカットガラス | 約90%紫外線カット |
スーパーUVカットガラス | 約99%紫外線カット |
クリアガラスの場合は紫外線カットはほぼ見込めません。
UVカットガラスもしくは、スーパーUVカットガラス搭載の車であれば、紫外線カット効果が見込めます。
ここで注意したいのが、すべての窓にUVカットガラスを装備しているか否かです。
UVカットガラス装備車と謳っていても、実際はフロントガラスだけの場合もあるので、確認が必要です。
「フロントガラスの紫外線だけカットできれば十分じゃないか。」と思うかもしれません。
太陽の角度によっては、サイドガラスやリアウィンドウからも紫外線は入り込みます。
UVカットフィルムに意味がないといわせない!3つの強力な効果
ご自身の車がUVカットガラス仕様ではなかった場合でも、車の窓に貼り付けるUVカットフィルムを取り入れると紫外線がカットできるのです。
UVカットフィルムには、主に以下のメリットがあります。
1.紫外線を最大99%カット
2.窓をおしゃれにカラーチェンジできる
3.赤外線カットができる商品もある
このように、紫外線をカットする以外に赤外線カットができたり、車のおしゃれにな雰囲気に変えたりできます。
1.紫外線を最大99%カット
UVカットフィルムの最大のメリットはなんといっても紫外線カットです。
車の運転は長時間に及ぶ場面も多くあります。
直接顔や腕に日差しが当たっていなくても、車内に紫外線が入り込み、お肌に影響を与えます。
UVカットフィルムを貼るだけで紫外線を最大で99%(平均70~99%※フィルムメーカーによる)カットできるので、日焼けしたくない方には必見です。
2.窓をおしゃれにカラーチェンジできる
UVカットフィルムには無色透明だけではなく、カラー付きやミラ-効果があるものもあります。
車に乗っていて気になるのが車内のプライバシーです。
内側から外は見えるけど外側からは見えにくいUVカットフィルムを貼り付ければ紫外線だけではなくプライバシーも守られます。
また車のデザインに合わせたUVカットフィルムを選んで、おしゃれにカラーチェンジするのもいいでしょう。
3.赤外線カットができる商品もある
UVカットフィルムの中には、紫外線だけではなく赤外線をカットできるものもあります。
赤外線を浴びると、じりじりとした熱い感覚がありますが、赤外線をカットできると「車内が涼しくなった・体感温度が低くなった」と感じる方が多いです。
また、車内にあるカーアクセサリーや、シートの色褪せ防止効果もあります。
UVカットフィルムの施工費用
UVカットフィルムの貼り付けを検討している方が気になるのは、その費用ではないでしょうか?
以下車種ごとの施工費用になりますので参考にしてください。
軽自動車 | 18,000~30,000円 |
ステーションワゴン | 20,000~40,000円 |
セダン | 25,000~35,000円 |
ミニバン | 25,000~50,000円 |
輸入車 | 30,000~50,000円 |
このように、車種やUVカットフィルムを貼る枚数によっても異なります。
事前に見積もりを取りましょう。
車にUVカットフィルムを貼る際の注意点2つ
いざUVカットフィルムを貼ると決めたら、注意したい点が2つあります。
1.前席にフィルムを貼る場合は透過率をチェックする
2.DIYでの施工は行わない
特に気をつけたいのが、窓ガラスの透過率です。70%を下回る透過率だと車検が通りません。
また、ご自身で貼り付けると失敗したり隙間ができたりしてしまうので、業者へ依頼する方が安心でしょう。
1.前席にフィルムを貼る場合は透過率をチェックする
UVカットフィルムを貼る際、後部座席の窓とリアウィンドウに貼る分には問題はありません。
しかしながら、フロントガラス・運転席・助手席の窓は、可視光線透過率70%以上を確保できないと車検に通らないので、注意が必要です。
純正のフロントガラスの場合、約74%~78%の透過率となっていますので、追加でUVカットフィルムを貼る場合には、無色透明を選ぶのがベストです。
UVカットフィルムを購入前に、カー用品店の方へ相談し、透過率が高く、かつUVカットができるフィルムを選んでもらいましょう。
2.DIYでの施工は行わない
最近では、ネットショップでもUVカットフィルムは購入できますが、DIYで綺麗に貼るのはとても難しく、失敗するとチープな印象になるため避けた方がいいです。
また車の窓は湾曲しており、隙間なく綺麗に貼るのは至難の業です。
紫外線は隙間からも入ってくるため、最大限の効果を得たいのであれば、プロへの依頼が得策といえるでしょう。
まとめ
今回はUVカットフィルムについて紹介しました。
紫外線を予防したいけどUVカットフィルムは意味がないと思う方は多いのではないでしょうか?
UVカットフィルムを貼ると紫外線カット・赤外線カット・車をおしゃれにドレスアップできるなどのメリットがあります。
UVカットフィルムの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。