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車の断熱フィルムに効果はある?施工がDIYでできるかも解説!
2022年12月25日
「車の断熱フィルムって本当に効果があるの?」
「日差しを防止するだけの車の断熱フィルムって貼っても意味がないのではないか?」
そう疑問に思っているカーユーザーの方も、きっといるでしょう。
車の窓に貼るタイプの断熱フィルムには、日差しによる車内温度の上昇を防ぐ効果があります。しかし、断熱フィルムの効果はそれだけではありません。
この記事では、車の断熱フィルムがもたらす効果を5つ紹介します。
記事を読めば断熱フィルムの効果や種類、価格がわかるので施工を検討しているカーユーザーはぜひご覧ください。
車の断熱フィルムがもたらす5つの効果
ここでは、車の断熱フィルムがもたらす5つの効果を解説します。
断熱フィルムを貼るだけで上記の効果を得られるため、車にフィルム処理を行っていない方はぜひ利用しましょう。
1.車内温度を下げる
熱を断つフィルムと名のつくとおり、断熱フィルムには外気温による車内温度を上昇するのを防ぐ効果があります。
フィルムに書かれている遮熱数値が小さければ小さいほど、そのフィルムが直射日光からの車内温度上昇を防ぐ効果は高いです。
夏の強い日差しによる車内温度上昇を防ぎたい方は、積極的に断熱フィルムを施工しましょう。
2.紫外線・赤外線をカットする
紫外線や赤外線を防ぐ効果のある断熱フィルムを使えば、日焼け防止・車内積載品の色あせ防止の効果が期待できます。
日光による体の日焼けを避けたい方や、座席シートなどの色あせを防ぎたい方は断熱フィルムを車の窓に施工しましょう。
なお、透明なフィルムよりも色付きフィルムの方が、紫外線・赤外線防止効果は高い傾向にあります。
3.室内を断熱し暖かく保つ
エアコンの風が外に逃げるのを防ぐ効果が、断熱フィルムにはあります。
断熱フィルムを窓に施工すると、車内を満たすエアコンの風を外気に放出しないようにして、温度の低下・上昇を防いでくれるのです。
夏の冷房や冬の暖房効果を高めるため、室内温度を快適に保ちたい方はぜひ断熱フィルムを車窓に貼ってみてはいかがでしょうか。
4.交通事故時のガラス飛散を避ける
交通事故などに遭いガラスが割れた場合、飛散を防ぐ効果も断熱フィルムにはあります。
窓ガラスが割れた際にフィルム施工がしてあると、ガラスがフィルムに密着し細かく砕けるのを防止できるのです。
ガラスの破片などによる怪我を防止できるため、万が一の事態に備えたい方はガラスに断熱フィルムを貼りましょう。
5.車内の防犯効果を高める
室内が丸見えの車は防犯意識が低いと見なされ、車上荒らしに合いやすい傾向にあります。
スモーク・マジックフィルムなどの色付きフィルムを貼れば、外から車内を見えづらくするのが可能です。
車の中が見えなくなれば、窃盗を行う犯人は社内の様子を確認できないため、車上荒らしをあきらめる可能性が高くなります。
車の断熱フィルムの種類・効果
ここでは、2種類の代表的な断熱フィルムの特徴・効果を解説します。
フィルムの特徴をよく読んで、自身の用途に合った製品を選びましょう。
1.透明タイプ|視界を保てるためフロントガラスに適している
視認性が高く、フロントガラスへの施工に適している断熱フィルムが透明タイプです。
フロントガラスに断熱フィルムを施工するなら、このタイプを選択するとよいでしょう。
多くの透明フィルムには、高い断熱性や赤外線・紫外線のカット効果は期待できないため気をつけてください。
視覚を保ちつつ赤外線・紫外線・赤外線をカットする上位モデルもありますが、費用が高くなるため注意が必要です。
2.色付きタイプ|紫外線・赤外線のカット効果が強い
紫外線・赤外線を防止したり、プライバシー保護ができたりするのが色付きタイプの特徴です。
断熱効果は高いがフロントガラスに貼ると車検を通過できなくなる可能性があるため、リアガラスに施工しましょう。
色付きタイプには遮熱効果の高いスモーク色や、車内のプライバシーをしっかり守るマジックミラー色などがあります。
どちらも割高ですが非常によい性能を誇るため、気になる方はぜひチェックしてください。
車の断熱フィルム効果を高めるならDIYは避けよう
ガラスフィルムの施工はそもそもの難易度が高いです。
素人が誤ったDIY施工を行いシートがゆがむと、透明なものでも可視光線透過率が既定の70%を下回る可能性があります。
視認性の低いシートを貼ったまま運転すると、検挙され15日以内の改善命令を出されます。
この改善命令を無視したりシールを勝手に剥がしたりすると、ナンバープレートや車検証を没収される可能性も否めません。
そのため、断熱フィルムのDIYは避け、カー用品専門店などで施工をしてもらうのが安心でしょう。
車の断熱フィルム施工にかかる時間と金額
車のリアガラス断熱フィルム施工にかかる時間と費用の平均は、以下表のとおりとなります。
軽自動車 | 20,000円~ |
ワゴン車 | 33,000円~ |
日本高級車 | 30,000円~ |
外車 | 35,000円~ |
施工時間は、リア全面の施工で1~3時間ほどかかるのが平均です。
車の断熱フィルムを貼っても効果なしになるケース
窓ガラスに既に断熱コーティングがされている場合には、断熱シートを貼ってもあまり効果が得られないケースが多いです。
車の車種によっては、断熱ガラスを採用しているモデルもあります。
この場合にも、断熱フィルムの効果が得にくい場合があるでしょう。
車種により断熱ガラスコーティングや断熱ガラスの採用有無は異なるため、気になる方はカーディーラーや車を購入したところに相談をしてください。
まとめ
車の断熱フィルムがもたらす効果や遮光率は製品により異なるため、施工の際にはプロの力を借りるのがよいでしょう。
お近くのカー用品店などに相談し、自身の車に合った断熱フィルムをぜひ貼ってみましょう。